こんにちは、まつたけです。
ずっと、真面目に恋愛を学んでいると、たまには息抜きをしたくなるものです。
たまには、歴史のお話でもして気分を変えましょうかね。
ちょっと、Hな歴史のお話ですけどね♪
それでは、いきますよ。
突然ですが、世界最古の体位ってご存じですか?
正常位?
バック?
・・・・・・・・・・♪
あっ、興奮して画面にぶっかけないでくださいね。
リラックスしていただくための軽い冗談です。
西暦720年に完成し日本最古の正史に「日本書紀」という歴史書があります。
この「日本書紀」には
二羽の鶺鴒(せきれい)という鳥が飛んできて交尾をした。
それをみて、性行の方法を知りまねてみた、と書いてあります。
実は、バックという体位は、
世界的に見ても、最も古い体位とされています。
牛や馬、犬などの哺乳類の交尾はバックが普通ですし、
人間もそれが自然の姿だったと考えられています。
でも、立ったままの体位だと、疲れてしまうので長時間だとキツイですよね。
そこで、登場するのが、男性が座ったり、寝た姿勢で、女性が上に乗るという体位です。
日本最古の性画と言われているのが、法隆寺の天井裏の落書きです。
ここに描かれているのは、女性上位の性交図です。
現存する木造建築では世界最古とされる建造物で、聖徳太子ゆかりの凄い由緒があり世界遺産にも選ばれている寺院に
性画
日本って素晴らしい。歴史って学び方ひとつでいい感じになります。
奈良の唐招提寺(759年)や宇治平等院の鳳凰堂(1053年)にも、性画が解体修理の時に確認されいて、当時は魔除けの意味も持っていたそうです。
魔除けに「性画」
素敵な歴史の1ページです。
ここまで来ると、「絵」だけでは物足りなくなるのが男の性というものです。
現代でいう、セックステクニックについてのノウハウが残されていたのか調べてみました。
・・・・・・・・・
あるんです。我が日本には。ちゃんと。
「医心方」という名称で、お偉い方に献上された書です。
江戸時代に幕府に保管されていたことから徳川家をはじめ各大名家の間でも、教科書とされていたと言われています。
凄いのは、その内容です。
現代でも通用します。
「男女の気持ちが一致したとき、はじめて歓びも完全に一致する。
人間を尊重するところから始めなければいけない」
と言うのが、この書の主張です。
そして、性行為に至るためには、どうすれば良いかと言うと
「まず楽しい雰囲気を作り、男は女を優しく愛撫することからはじめよ」
と記されています。
さらに
「口をねぶり、下を吸い・・・・・」
と前戯の大切さが説かれています。
処女痛の対処法には、麻油を塗るなどいくつかの方法も紹介されています。
一種のクリームを塗ってあげてね。という内容です。
体位については、
基本体位としては、9種類、さらに30種類の体位が紹介されています。
これが元になって、江戸時代には48手まで増えました。
種類が多ければよいというわけではなく、医学的にも30種類が基本体位とされています。
この体位なんですが、たとえば基本体位の第二である、「虎捗(こほ)」。
虎の歩みの事です。
「女はうつぶして尻を高く掲げる。
男はその後ろにひざまずき、陰茎を女陰におさめて女の腹を抱く。
出来るだけ密着させ、素早く進退を繰り返すと、
女は悦び、愛液があふれる。
終わって休息すれば、百病を防ぎ、男はますます元気になる」
内容もだんだんヒートアップしてきます。
「8回浅く入れ、2回深く突く」
と書いてあって、当時は超優良商材級の扱いだったのかもしれません。
別の書には、徳川家康が使ったとされる「強精薬」についても
書かれていて、中でも特に気になったのが
「寸陰方(すんいんほう)」という薬です。
男根に塗って使うらしいのですが、塗って交わると、女性はすぐに絶頂に達してしまうと記してあります。
家康様・・・・そうだったんですね・・・。
昔も現代も、官能の世界を楽しむためには、ノウハウが必要であると、先人たちが教えてくれているのかもしれません。
そして、それは魔除けでもあるそうです。
日本に生まれて心から感謝です。ありがとう日本。
あなたも、僕と一緒に日本の歴史を学びませんか?